iOSでGoogle MapやAdMob Firebaseを設定する場合など外部ライブラリーのためにCocoaPodsを使うケースがあります。
CocoaPods
CocoaPodsは外部ライブラリーを管理してくれるものです。GitHubなどからライブラリーを取得して、プロジェクトに手動で追加していたのを簡単にしてくれます。
ターミナルを開いて以下のコマンドが通るか確認します。
(install先を /user/local/bin とlocalを指定しないと permission error になることがあります。)
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$ sudo gem update --system $ sudo gem install cocoapods -n/usr/local/bin |
Successfully, あるいは Done と出ればいいのですが
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Successfully installed cocoapods-1.0.1 Parsing documentation for cocoapods-1.0.1 Done installing documentation for cocoapods after 3 seconds 1 gem installed |
ErrorとしてRubyバージョンが低いというエラーになった場合は設定が必要です。
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ERROR: Error installing cocoapods: activesupport requires Ruby version >= 2.2.2. |
このエラーがでた場合はまずこれを試してみてください
(バージョンはアップされていますので確認してください)
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$ sudo gem install activesupport -v 4.2.6 $ sudo gem install cocoapods |
これでうまくinstallが成功すればいいのですが、それでも解決しない場合は、Rubyを以下の手順でインストールしてバージョンアップしていきます。
- Command Line Toolsのインストール
- Homebrewのインストール
- Rubyのインストール
Command Line Tools
Command Line Tools をインストールします。
「Xcode」「Open Developer Tool」「More Developer Tools」
Developper のSign inをしてダウンロードリストに入ります。
OSXのバージョンに相当するCommand Line Toolsをダウンロードします。
ダウンロードされました。
次はインストールです。
使用許諾に同意
インストールが完了しました。
Homebrew
Homebrew をインストールします。これは Mac OS の機能を補完してくれるものです。
ホームページの最初にコマンドがでているので、それをターミナルで実行します。
Homebrew
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/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)" ==> amp;gt; This script will install: /usr/local/bin/brew ... ... Press RETURN to continue or any other key to abort ... ... ==> amp;gt; Installation successful! ==> amp;gt; Next steps Run `brew help` to get started Further documentation: https://git.io/brew-docs $ |
「Installation successful!」とでたら成功です。
次にpathの設定
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echo 'export PATH=/usr/local/bin:$PATH' >> .bash_profile source .bash_profile |
確認します
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$ brew doctor Your system is ready to brew. |
Ruby の install
ビルド・管理するツールrbenvをインストール
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$ brew install ruby-build $ brew install rbenv |
pathの設定
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echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> .bash_profile echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> .bash_profile source .bash_profile |
Rubyのバージョンを確認
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ruby -v ruby 2.0.0p648 (2015-12-16 revision 53162) [universal.x86_64-darwin15] |
もともと、2.2.2以上を要求されていたのでこれ以上をインストールすればいいわけです。Rubyのリストを出してみます
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$ rbenv install -l ... rbx-2.2.2 rbx-2.2.3 ... ree-1.8.7-2012.02 topaz-dev $ |
高いバージョンにする場合はLLVM 3.5などを追加でインストールする必要があるようですがここでは2.2.2以上あればいいので、とりあえず2.2.3をインストールします。
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$ rbenv install 2.2.3 $ rbenv global 2.2.3 |
ターミナルを再起動してバージョンを確認すると
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$ ruby -v ruby 2.2.3p173 (2015-08-18 revision 51636) [x86_64-darwin15] |
これでようやくCocoaPodsをインストールします
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$ sudo gem install cocoapods |
これでXcode project以下で
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$ pod init |
とするとPodfileができていると思います。