[SwiftUI] タップや長押しの認識、onTapGestureとonLongPressGesture

Viewのタップや長押しを認識してアクションを起こす機能が Modifiers の onTapGesture, onLongPressGesture の設定で可能です。
Storyboardでは画面タッチや長押しの機能が UITapGestureRecognizer, UILongPressGestureRecognizer がありました。似たような名前ですがそのまま置き換えはできません

Swift 5.3
Xcode 12.4

 

Gesture

 

  • onTapGesture:タップ
  • onLongPressGesture:長押し

これらはViewのModifier設定なので Text や Image などViewそれぞれ個別に設定できます。
 

 

onTapGesture

 

コードの「Text」あるいはPreviewの「Hello World!」から

画面右のUtility AreaにあるModifierの「Add Modifier」から、

on Tap Gesture を探して追加します。

コードに反映されます。
 

 
タップするたびにテキストが変わるように作ってみると
ContentView.swift

 
Toggleを使ってタップされるとフラグが反転するようにしました。
 

 

これはTextですがButtonのような感じですね。

onTapGestureの定義としてはこれ以外にタップ回数を数えるcountがあります

countを使えば、例えばダブルタップでのに発火するようにすることも可能です。

 

onLongPressGesture

 

Tapと同じよう .onLongPressGesture を追加すると機能します。
 

 
ContentView.swift

 

LongPressですがTapとの違いは持続時間によるのですが、デフォルトでは0.5secですが例えばこれを2.0secに変更することができます。

 
onLongPressGestureの定義は以下のようになって、最小判定時間以外にもいくつかの設定が可能です。
 

  • minimumDuration:最小判定時間、デフォルト0.5sec
  • maximumDistance:最大判定距離、デフォルト10 (CGFloat)
    • これは判定範囲が広がるのではなく判定計測が始まってからPress位置が移動しても判定継続される範囲のこと
  • pressing:判定の開始と終了をBoolで取り出せる、デフォルトはnil
  • perform:LongPressでのアクション

 
 
References:
onTapGesture(count:perform:) – Text | Apple Developer
onLongPressGesture(minimumDuration – Apple Developer
minimumDuration – LongPressGesture | Apple Developer
maximumDistance – LongPressGesture | Apple Developer


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