Playground は遊び場という意味ですが、インタラクティブなインターフェイスを使って、コードを書いて直ぐに結果を確認することができるので遊び感覚でできるプログラミングです。
初めてSwiftを触る、あるいはプログラム自体が初めての人にはもってこいの環境です。
Xcode 11.4
Playground
Xcodeを起動すると「Welcome to Xcode」の画面になり、そこで「Get started with a playground」を選択します。
ちなみに、アプリをビルドして作成する時はその下の「Create a new Xcode project」から始めます。
Playgroundの新規作成
前の画面にならない時は、Xcodeのメニューから
「File」「New」「Playground」
から作成できます。
Blankを選択
名前と保存先を決めます。
Name: MyPlayground など適当な名前
Platform: iOS
Playgroundが起動します。
Playgroundを使ってみる
例えば簡単な計算として12と24の加算
左側の編集画面で以下のコードをvar str…の下に追加してみます。
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let number1 = 12 let number2 = 24 let number3 = number1 + number2 print("\(number3)") |
以前は行単位で表示されていましたが、実行ボタンをクリックして表示されるようになりました。
Playground でみるとnumber3を定義した時点で加算結果が画面右側で分かります。デバッグ作業は面倒ですが、簡単なケアレスミスであればPlaygroundを使って事前につぶしておくことが可能です。
他のWindow:
右上にあるアイコンを使って他のwindowを表示・非表示させることができます。
画像を表示:
Playgroundで画像を表示させることもできます。
「Resources」から「control」+「クリック」(あるいはマウスで右クリック)でダイアログを表示させ
「Add Files to “Resources”…」を選択して、Macの中から適当な画像を選択します。
画像を選ぶと「Resources」の下に画像ファイルが表示されます。
ここで、以下のようなコードを書きます。
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import UIKit let image = UIImage(named:"kurumi") let imageView = UIImageView(image: image) |
一番最後のモニターアイコンは「Show Result」と説明がでますのでボタンクリックします。
このコードで正しく画像を取りまれているのが分かりました。