[SwiftUI] Button を簡単に作成する

SwiftUIではButtonのactionをどのように扱うのか見てみましょう。

Xcode 13.4.1

Button

 

SwiftUIのButtonはUIButtonに比べて柔軟に作られています。最初からボタン枠があるわけではなく、文字だったり画像だったりします。
なのでButtonをImageで作成するのも簡単です。

ボタンのタップで状態を変化させるために、@State を使うところがポイント。
 

 

ボタンの設定

 

基本的な設定には以下の2つが必要です。

  1. タップされたときのaction
  2. タップされるボタン本体がどのようなものか

「+」ボタンでViewsリストから Button を選んで
PreView上の Hello world! の下にドラッグ&ドロップで配置

Buttonコード同時に作成されます

ContentViewのbodyに直に記述することもできます。

コードでは、

 
actionとそれによる事象を記述していきます。

ボタンをタップするとボタンの文字が「Button Tapped」になるコードは、
 

Buttonの文字は最初の buttonText の設定で 「Button」 ですが
ボタンタップのactionで文字を「Button Tapped」に変更します。
 

@State SwiftUIでのViewは状態を持たないstructなので、そのままではプロパティを変更できない作りになっています。
状態を変更する場合は @State を宣言しメモリの管理を SwiftUIフレームワーク に反映させて値を更新します。

 

Previewでこれを確認してみましょう。

 

Previewでボタンactionの確認

 

Previewでボタンの挙動を確認するために、左上にある丸に三角のアイコン
「Live Preview」ボタンをクリックします。
(ボタンの位置がXcodeで変わっているかもしれません)

これでButtonをタップすると、

ボタンの文字が変わりました。

尚、コードがエラーになっていると実行されません
また、Previewがグリーンになっていない場合には「Resume」をもう一度クリックしてみます。

Simulatorを起動させても同じように確認することができます。

 

actionでTextを変更する

 

Button actionでTextの文字を変えることをUIKitでやりましたが、これをSwiftUIで同様に作ってみます。

iOSアプリを始めるにあったて、まず簡単な例としてボタンをタップするとラベルの文字が変わるアプリを作ってみたいと思います。アプリ作成の基本で...

ボタンタップでに文字を変える流れです。
 

 
SwiftUIではToggleを使ってBool値の反転をさせることもできます。

 
「Resume」をクリックしてLive Previewボタンで確認してみましょう

VStack:
ViewのレイアウトでVerticalつまり垂直に並べる時に使います。水平方向はHStackです。

Modifiers:
InspectorあるいはPreviewから文字のフォント、色、背景、paddingなどを変更できます。

ボタンを角丸枠にするのも簡単です。Buttonに.overlayの設定

角丸ボタンになりました。

 

Button本体をImageで作る

 

ボタン本体を画像にするために、Image()を設定します。
画像の設定は、以下を参考にしてください。
 
 
例として猫のイラストを2つ、cat_01.png とcat_02.png をAssetsに入れます


ボタンアクションで画像が変わるようにcatsというプロパティを@Stateで設定します。
 

 
ボタンタップで文字列と猫の画像が変わるようにできました。

  

References:
Button – SwiftUI | Apple Developer Documentation
VStack – SwiftUI | Apple Developer Documentation
State – SwiftUI | Apple Developer Documentation


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