[iPhone] App Storeにアプリのバージョンアップを申請するには

App Store にアプリを申請して公開した後バージョンアップしたい場合にどうするのか?
基本的には、最初の申請と同じです。異なる所は、バージョンアップ用のエントリーから設定していきます。
 

アプリのバージョンアップ

 

バグ修正でのバージョンアップもありますが、Distribution Provisioning Profile有効期限が切れていたら再度作成となり、uploadでエラーにならないようにする必要があります。

!2019年3月27日以降、App Storeに提出されるすべてのiOS Appは、iOS 12.1以降のSDKでビルドされ、iPhone XS Maxまたは12.9インチiPad Pro(第3世代)のオールスクリーンのデザインをサポートする必要があります。詳細はこちら、
App StoreにiOS Appを提出する – Apple
今後のiOSアップデートで常に最新のiOSが使えるように制約が出る可能性があります。

 

 

Expires の確認

 

バージョンアップは当然、プロファイルなどを作成してから日にちが経っています。
場合によっては、1年近く経過している事もあるかもしれません。
 
Certificates, Identifiers & Profiles に入り Distribution Provisioning Profile の有効期限を確認します。
「iOS, tvOS, watchOS」「Provisioning Profile」「Distribution」から
該当アプリを開くと、
Expires: Oct 3, 2019 のように期限が分かります。

 

 
また、Production Certificates も期限切れとなっていないか確認します。
「Certificates」「Production」から証明書を開いて
Expires: 03 Oct, 2019
のようになっています。
 

 

App Store Connect に追加

 

App Store Connect で該当アプリを選択して、「バージョンまたはプラットフォーム
の(+)をクリックして iOS を選択します。
 

 
次にバージョン番号を記述します。バージョン番号は同じ様式で連番で加算されないといけません、またXcodeのバージョン番号と一致する必要があります
 

 
ステータスが「提出準備中」のiOS APPが追加されます。そこに、バージョンアップの内容を記述します。
 

 
その他の情報を入れて「保存」します。その後、Xcodeから新しいバージョンをアップロードです。
 

Appleへのアプリ申請のため、Provisioning Profile をXcode に設定して、Archive の後、App Sto...
 
XcodeからビルドをアップロードしたあとしばらくしてApp Store Connectに戻り、ビルドに+が出て Upload できているのを確認します。
 

 
新しいバージョンを選択します。
 

 
「審査へ提出」のボタンをクリックします
 

 

審査へ提出

 

輸出や広告について回答していきます
 

 
輸出コンプライアンス:
暗号化機能を追加しなければ「いいえ」
「はい」とすると、この後いろいろと
答えていかないといけません
 
コンテンツ配信権:
第三者の作ったアイコンやイラストを
使っていることはあるかもしれません
 
「はい」と答えると

あなたは、対象コンテンツに必要なすべての権利を保有しているか、App 配信可能な各 App Store 地域の法律で対象コンテンツの使用権を認められていますか?

当たり前ですが「いいえ」と答えると、
ここで終了です
 
「はい」と答えても、後で証拠を出せ
と言われる可能性はあります
事前に「メモ」に著作権等に関する内容を書いておきましょう
 
広告ID:
IDFA と言われるものです
AdMob などは、これについては問題ない
と言われていますので
 
App内広告
と「私〜」にチェックを入れます
(App 製作者の責任として)

この App は広告ID (IDFA) を使用しますか?
広告ID (IDFA) は、各 iOS デバイスの固有IDで、ユーザにターゲティング広告を提供するための唯一の方法です。ユーザは、iOS デバイス上でのターゲティング広告を制限することを選択できます。

App が広告IDを使う場合は、提出する前にコード(サードパーティ製のコードも含む)をチェックし、App が下記目的に限って広告IDを使用していること、および「追跡型広告の制限」設定を尊重していることを確認してください。App にサードパーティ製のコードが含まれる場合、当該コードの動作については App 作成者の責任となるため、サードパーティのプロバイダが広告IDの使用制限と「追跡型広告の制限」設定を遵守していることを必ず確認してください。

この App では、下記の目的で広告ID (IDFA) を使用します(該当するものすべてを選択):

▫️App内で広告を出す

▫️このAppのインストールを前に出した広告の成果であるとする

▫️このApp内で行われたアクションを前に提供した広告と関連付ける
広告ID (IDFA) の別の許容可能な目的があると判断する場合は、こちらにお問い合わせください。

iOSの「追跡型広告を制限」設定

▫️私、HOGEHAGEは、この App およびこの App と関わるサードパーティが、広告IDチェックを使用し、ユーザによる iOS での「追跡型広告を制限」の設定を尊重すること、およびこの設定をユーザが有効にした場合、App の広告ID使用を止め、広告ID使用中に取得したすべての情報を iOS Developer Program ライセンス契約で規定されている「限定的な宣伝の目的」以外の目的に一切使用しないことを確認します。
広告ID (IDFA) の利用に関する正しい回答を選択していることを確認してください。App に IDFA が含まれていて「いいえ」を選択した場合は、バイナリが恒久的に却下されます。この場合、新しいバイナリを提出する必要があります。

 

これで「送信」ボタンをクリックして

ステータスが「審査待ち」になれば
後は審査を待つだけです
 
 
関連ページ:

  1. 概要
  2. iOS Certificate の作成手順
  3. iOS App IDs の登録
  4. Provisioning Profile の作成
  5. プリ申請のためXcodeでアップロードする
  6. App Store Connect にアプリ情報を登録して申請する


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